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憲法タウンミーティングin神戸 〈関連団体主催〉

更新日:2019年12月15日


憲法タウンミーティングin神戸 どこかで聞いた !! 真相・深入り 神戸ニュース的な

と き: 平成28年11月23日(祝・水) 14:00開会(13:30開場) ところ: 兵庫県中央労働センター[大ホール]  

テーマ: <憲法ってなに? 真面目に知りたい> ■冒頭に百田尚樹氏総指揮憲法ドキュメンタリー映画 「世界は変わった 日本の憲法は?」上映 パネリスト: □ 谷  公一氏 (衆議院議員) □ 杉田 水脈氏 (前衆議院議員) □ 長谷川 司氏 (インドネシア研究会主宰) スペシャルゲスト □有本 明弘氏 (拉致被害者の会) コーディネーター □松岡 篤志氏 (美しい日本の憲法をつくる国民の会)

 

去る十一月二十三日(祝・水)神戸・兵庫中央労働センターにて憲法タウンミーティングが開催された。

参加者一四〇名のうち、議員十七名、大学生以下の参加が四名と若い年代の顔も目立った。パネリストに、大災害の対応等にご経験豊富な自民党兵庫県憲法改正推進本部長の衆議院議員谷公一氏、「女子差別撤廃委員会」「人権基本理事会」で慰安婦の真実をスピーチするなど、活躍がめざましい前衆議院議員の杉田水脈氏、兵庫在住で大学時代からインドネシアの近現代史の情報収集をフィールドワークにするインドネシア研究会主宰長谷川司氏。特別ゲストに拉致被害者の会の有本明弘氏、コーディネーターには、美しい日本の憲法をつくる国民の会から松岡篤志氏。

杉田氏からは、生田署襲撃事件から、トランプ大統領の就任、そして今日の尖閣などの状況に触れられ、谷氏からは、緊急事態への対応、自衛隊の存在に、更に財政危機の問題に関して、憲法に欠如している事を指摘された。また、長谷川氏は、南シナ海に中国が占拠し、軍事基地を創っている実情などを画像を使用して示した。松岡氏は、朝日新聞のアンケートを示し、改憲が必要と考えている比率が増えてきていることを強調した。また、特別ゲストの有本氏は拉致問題と憲法の問題につき切々と訴えられた。二時間におよぶディスカッションの内、質疑の時間、挙手された方ほぼ全員にマイクが回され、ぶっつけ本番、本音の質疑に対して、パネリストが応える形で白熱した議論が展開された。自民党谷氏への質問は、一般者だけでなく、市会議員からも真剣な問いかけがあがったのが印象的。与党が今後どのように動くのか、兵庫はどのようなスタンスでいるのか。有権者と党本部や政府との間に立つ現職国会議員の姿がかい間見えた。

また、今回は、半数が日本会議の会員ではなかったが、会員でない方のストレートで新鮮な発言が多くみられた。特に、憲法前文の国体定義についての改正発言や、自衛隊を国軍とすべきなどの意見もあったが、松岡氏、谷氏は、正論だが、実際には世論をよく見て変えられる所から着手すべきと現実論を、また、改憲派=戦前の日本というマスコミのレッテル貼りにも注意を要すると述べた。一方杉田氏は、その主張も必要だと述べた。大学生も積極的に発言した。

当初の終了時間を二〇分超えたが、ほとんどの参加者が最後まで熱心に聴講された。参加者と双方向で本音をぶつけ合う、納得できるまでとことん議論するというタウンミーティングの試みは、まずまずその目的を果たすことが出来たといえよう。今後、兵庫県内各地で実施されることを望むばかりである。

取材に来ていた神戸新聞は、翌日記事として掲載しなかったのは、なぜだろうか。社の方針にそぐわなかったからか、イベントの多いこの日のニュースよりニュース性がなかったのだろうか。

なお、参加者の方から百田尚樹氏DVDの上映協力金十五口を頂いた。

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