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美しい日本の憲法をつくる兵庫県民の会設立 〈関連団体主催〉

更新日:2019年12月15日


平成27年7月20日、台風一過晴天の日、全国で38番目といわれる美しい日本の憲法をつくる兵庫県民の会設立総会が開催された。

代表発起人として加藤隆久神戸女子大学名誉教授をはじめとして、日本会議兵庫新会長の三木英一氏、兵庫県神社庁庁長の西井璋氏、神社庁副庁長の日岡幾朗氏、兵庫県敬神婦人連合会会長の加藤昌子氏、神道政治連盟兵庫県本部長の吉井良昭氏、花山院菩提寺の山本光洋氏、兵庫県議会議員連盟の森脇保仁会長、永田秀一前会長、藤本百男事務局長の十名の方々に、ご就任賜り、各級議員、代表委員にも、各界からご参加を賜り、三百二十名の参加者を得て設立総会が行われた。

主催者を代表して、三木英一氏は「覇権を拡大する中国や核開発を進める北朝鮮の存在もあり、日本を取り巻く状況は厳しい。憲法改正の意義を認識し、活動に力を入れよう」と挨拶された。

占領期に教科書の炭塗りの体験を現物の教科書を示しながら、専門ではない米国人による憲法の制定過程の問題を訴えられた加藤隆久神社本庁長老、兵庫県議会としての決意を述べられた森脇保仁会長、憲法おしゃべりカフェの漫画版を紹介し、女性にわかりやすい啓蒙をと加藤昌子敬神婦人会会長のご挨拶。さらに、日本へ期待を寄せるインドネシアの親日的な指導者層との交流を深める長谷川司氏からの提言、最後に、推進委員を代表して見野裕重委員が、終戦七十年の節目に英霊にお応えする意味でも、この憲法改正賛同者拡大運動は必ずやり遂げ、ねずみ算式に増やすべきと締めくくりをして、推進委員の就任の促進を、説明とともに呼びかけた。

櫻井よし子先生のビデオメッセージを視聴し、その後、憲法改正賛同者拡大運動を確実に推進する趣旨の宣言文を北播磨支部の藤原秀樹氏に朗読をして頂き、満場一致で採択された。

 第二部では、田久保忠衛先生の講演を行った。

田久保忠衛先生からは『憲法改正、最後のチャンスを逃がすな!』と題して、改憲の必要性とその視点、改憲内容などについてご講演戴いた。

まず視点としては、国内論(東京と那覇の視点)や憲法の解釈論では不十分である。ワシントンの視点即ち地政学に歴史を掛け合わせた大局的な視点が必要として、中国の領土・領海の拡張政策とそのためのアジア投資開発銀行、アメリカ外交の内向化と世界の警察としての機能の放棄、中東情勢が中国・ロシアに及ぼした影響、の三点を中心に詳細かつ分かりやすく述べられた。

次に改正点として、国柄を前面に打ち出した前文、祭祀王・立憲君主としての天皇、国防のあり方、非常事態への対応を実例と共にあげられ、改憲は日本の国体(国柄)・理想を他国に向け主張する絶好の機会と述べられ、ご講演を締め括られた。

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