昨今のコロナ禍の情勢を鑑み、令和2年度日本会議兵庫総会は中止となりました。
今後とも、私たちの活動に尚一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
昨年は、先帝陛下のご譲位の後、今上陛下におかせられましては、践昨遊ばされ、御即位にかかる一連の御儀が執り行われ、国民から遍く祝意を受けられました。また昨秋には、 皇位継承に伴う一世一度の最も重要な「大嘗祭」が執り行われ、国民による奉祝祭典、天皇皇后両陛下のパレードも盛大に開催されました。
このたびの皇室典範特例法に附帯決議された女性宮家などの創設の問題について、すでに一部左翼政党やマスコミ等が動きを加速しており、正当な歴史認識の啓蒙が急がれています。
一方、武漢に発した新型コロナウイルスにより、非命に倒れた方々のご冥福をお祈りするとともに、痛手を受けた国内外の経済の復活、ウイルスの第二波、三波、更には新たな感染への備えが求められているところであります。
また、パンデミック拡大をめぐって中国と米、欧の対立が深まり、中国にて導入が決まった国家安全法により、香港の自由、民主主義、経済は、風前の灯火と化し、台湾、尖閣にも迫ろうとしています。しかも、この最中にも拡張止まざる威圧的な軍備を背景に、尖閣には連日中国船団の侵犯が続いています。本年五月三日、安倍総理はあらためて緊急事態および自衛隊明記等の憲法改正への意欲を諦めていないと、メッセージを発せられましたが、遅々として進展が見られておりません。私どもは憲法審査会の議論促進のため、各地でネットワークを拡充し、改正最後のチャンスを手中にしたいと思うところです。
令和二年六月吉日
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